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犬のしつけ、トレーニング、遊び、食事、いぬ本書評・・・など色々な犬に関する情報と愛犬マルコ(ワイヤーフォックステリア)との日常を、日記風に紹介しています。

フントスポルト

散歩
20050920213015


蒸し暑いですが、散歩に連れて行きました。うちは大所帯なので車で広場へ連れて行き、他の人や犬に迷惑にならない所で放します。放しながらも各犬にコマンドをかけ、伏せて待たせてみたり、呼んで正面に座らせてみたり、ボールで遊んだり、移動したりを繰り返します。それぞれ他の犬が構われている事への嫉妬心で、声をかけられるとイキイキします。そんなやりとりや犬同士の気持ちを読むことが今や散歩の楽しみになっています。

うちでは毎日決まった時間帯に近所を歩く「散歩」をある時期からしなくなりました。その必要性に前々から疑問があったのです。10年前、Gレトリバーのミッフィーが若かりし頃はその様な散歩を毎日2時間していました。が、すればするほど土地勘が出てきて自信満々、意気揚々になるばかり。脱走してお気に入りの公園を一人で目指すこともしばしば。飼い主である私の価値など彼女にとってはゼロに等しく、素人だった私にはどうすることもできませんでした。というかそんな考えに至るすべが無かったというのが正しいでしょう。首輪といえば赤か青しかない頃。今のように情報にあふれた時代ではなかったのです。

飼い主との関係がしっかりと出来上がるより先に、犬に土地勘が出てきて、変に自信をもってしまうとやっかいです。散歩コースを自分のテリトリーのごとくマーキングして回りますし、他の犬に吠えたり、ひっぱって好きなところへ行こうとしたり、リードが外れようものなら呼んでも帰って来ないなんて状態になり兼ねません。我が庭と思って行動しているのですから当然です。そんな犬は当然飼い主のことも尊重しないでしょう。「連れ」くらいにしか思ってません。

では散歩とは何たるか?私は個人的に毎日毎日1時間も2時間も一緒に歩く散歩は必要ないと思っています。それよりも犬と向き合う時間を散歩の時間にあてるべきです。ボールで遊んだり、追いかけっこをしたり、トレーニングしてみたり、色々方法はあると思います。教育が必要な期間に何も考えずにボーっと歩く散歩をしないことです。ボーっとしているリーダーに誰がついていくでしょう?若く多感な時期の犬はちゃんと見ているのです。そして「リーダーにあらず」と判断し、自分のことは自分でしよう!という事になるのです。

逆に言うと散歩中何か教えよう!と思いながら歩くのならそれはそれでよいと思います。いくつもある散歩のバリエーションの中の一つとして近所を散歩するのはアリということです。何も考えず、ゆったりと散歩できるのは教育が終わってからのお楽しみというわけです。

ただし生後6ヶ月未満の子犬には毎日外で刺激を受けることが最優先。他の犬、人、車、自転車 etc・・・とにかく慣らすことが大切。毎日同じルートになっても行かないよりはマシです。でもその中で「ん?なんか変だゾ」と思ったら自分と犬の関係について考えてみるとよいでしょう「この子は自分のことを何だと思っているのか?」と。子犬でも毎日車で違うところへ連れて行ってやれるのならなお良しです。そうすれば家周辺に対する執着も最初から持ちませんし、広い場所、町中、駅前、海など豊かな経験を積むことはその時には分からなくても後々生きてくる大切な事なのです。

散歩は犬を運動させるためではなく、犬と共に過ごす時間。
リーダーは常に目的をもった行動を!
以上の事をどうか心に留めておいてください。
いつかお役に立つはずです。


(hu)
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