
本日も蒸し暑いです、浜へ散歩に行きましたがバテバテ。風もあまりなく、海上も穏やかです。
陽性強化とか誉めてしつけるとか、最近よく聞きます。言われ始めたときは新鮮でしたが最近はどうも飼い主を惑わせる言葉のような気がしてなりません。
幸運にも私は一カ所で両方を学ぶことができました。そして修行中のわたしには「誉めてしつける」は非常に有効でした。なぜなら私自信「誉める」のが苦手だったから。だからこの方法を学んで自分の中でバランスをとる必要がありました。もちろん犬によっても向き不向きはあります。レトリバー系などは私的には向いている犬種だと思っていますし、逆に陽性強化だけでは不十分だと思う犬もいます。
もともと陽性強化が向いていた犬の事例だけとりあげて「CDⅢとりました」とか何とか言ってしまうのはどんなものでしょうと感じてしまいます。良し悪しで教える方法を否定したり、悪く見えるような言い方するのは好きじゃない。逆に陽性強化のことをそんなもん本当の訓練じゃないとバカにするような事をいう人も好きではない。
「犬に合った」方法が大前提ですが、その前に「自分はどうか」と考えて欲しいです。「誉めてしつけたい」と思うのはなぜなのか?自分がそっちの方が好きだから?自分が悪者になりたくないから?どうしてそういう教育方針になったのか?胸に手をあてて考えてほしい。そしてもしどこかで苦手なことから逃げていると思うなら、苦手な手段の方があなたには必要な技術だということに気付いてほしい。逆に「犬なんかシバイたら言うこときく!」と豪語してる人には「誉めてしつける」は必要です。そういう人は大抵、人に対しても犬に対しても誉めたり煽てたりするのが苦手なはずですから。
(hu)
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