
雨ですね。
先日のすさまじい黄砂と花粉を洗い流してくれるのはありがたい事ですが、桜が散ってしまうのは残念。それでもまぁ、今年もたくさん楽しませてもらったし、そろそろいいかナ。
昨日うちのネコたちが寝ている姿を見て、ふとネタが浮かびました。
動物って自分より後から来た子には甘えないんじゃない?
「後から来た」というのは年齢も含めてのこと。
このネコたちもいつも白黒の方が白ネコのお腹に顔をうずめたり、
お腹に頭を乗せたり、頭を顔の前に寄せていって舐めてもらったりしています。白ネコが白黒に甘えていくことはありません。
犬も同じような気がします。自分より後から来た者に対して甘えるなんてところは見たことありません。っていうか絶対にしないと思います。年齢が近かったり、ほぼ同じ頃に迎えたというのなら話は別ですが・・・。どんなに寂しくても、自分から甘えていくこと=格下であることを認める事 となるからだと思います。自分の地位を守るため、孤独でも、甘えたい気持ちになっても自分を奮い立たせているのではないでしょうか。
上に立つ者はある意味孤独で、いつも誰にも弱みを見せられない緊張感と共にあると思います。もともと上に立つ者の素質をもっている個体なら、ごく自然にそういう生活が出来るのでしょうけど、そうでない個体がそういう立場にならざるおえない状況になったら・・・しんどいでしょうね。うちの白ネコは前者のタイプ。犬たちと比べても器が違います。すごく大人な感じ。そして人に対する愛情もちゃんと持っています。彼にとって唯一甘えられるのが人なのです。
だからですね「人が飼い犬に甘える」って行為がどれだけ変かってことなんです。不自然で大人げない。
うちの白ネコのような器をもっていない個体に、上に立たざる負えない立場を任命してしまうことが、どれだけその個体にストレスを与えるか。そして上に立たざるおえない状況になったのは誰のせいなのか?大人げない人間のわがままを押しつけておいて、服従しなさい!とはどういうことなのか・・・。
ネコの昼寝を眺めながら
「この子達にわたしが甘えるのは絶対に止めよう」
と心に誓いました。
気持ちの上でね。
「やさしく触れる」だけならいいと思うのです。
そこに「甘え」や「すがり」がなければ。
(hu)
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