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犬のしつけ、トレーニング、遊び、食事、いぬ本書評・・・など色々な犬に関する情報と愛犬マルコ(ワイヤーフォックステリア)との日常を、日記風に紹介しています。

フントスポルト

表面的矯正 と 根本治療
突然ですが、私は3人兄弟の一番上であります。
4つ下に妹、さらに4つ下に弟がおります。

母は専業主婦で、我々3人兄弟の幼少期をそれぞれべったり一緒に過ごしました。彼女には保育士という過去があります。

さて、彼女は無類の子供好きでして(だから幼稚園の先生という職業にも就いたわけですが)中でも赤ちゃんに対しては本能が異様なまでに反応するそうです。そしてその反応は自分の子に対しても同じで、3兄弟それぞれベタベタに可愛がられたわけです。そしてそして、それが問題の発端にもなりました。

一人目の私が生まれたとき、母がどんな風に私に接したかは私に記憶がなくてもだいたい見当が付きます。「一人目」というだけでスペシャルですから。3,4才の頃の記憶は写真を見ながらだとなんとなく思い出せます。何かにつけ手が込んでいたなと思います。

そんな至れり尽くせりの生活に暗雲立ちこめたのが、私4才の秋。
妹誕生です。
その時の母の私に対する心境を最近聞いたのですが、
「赤ちゃんを見た途端、ごめん一人で遊んでてっと思った」・・・そうです。

それからしばらくして、私は何かの拍子に目をキュッと閉じ、口をガーっと開けて顔の筋肉を伸縮させるような表情をするようになりました。チックです。

チックとは小さな子供によくある症状で
・瞬きをする
・肩をあげる
・手を上げる
・顔をしかめる
などを本人の意思に関係なく突発的にしてしまうというもの。

今のところハッキリとした原因は分かっていないらしいのですが
いわゆるストレスがその多くをしめていて、ひどくなければ子供の心の成長と共に消えてしまうそうです。

話は私の事に戻ります。
そんな症状が出だして母は焦ったそうです。一応そういう勉強もしていますからね、保育士は。具体的に何かされたかというのはよくは覚えていません。ただ、祖父母の家や親戚の家に遊びに行っているときに私が顔をクシャッとやるといつも「それ、やめなさい!」と注意されたのです。子供の私はなぜその行為が叱られるのか理解できませんでした。

注意されたって治るわけないですわね。そんな表面的なことで何とかしてしまおうなんて思うのが間違いです。しかも人前だから具合が悪いなんてヒドイ親!これ今の私の叫び。

そんなこんなで私のチックは小学校高学年になってもまだ続きました。そんなある日、母がいきなり「肩もみしてあげようか」と言い出したのです。今でもはっきり覚えています。「なんでいきなりそんな事言い出すんだろ?」と思いました。「もっと体のふれあいを大切にするべきなのか」と母は考えたのだそうです。作戦が見事的中したのか?それともただ私の成長に伴って消えてしまったのか?中学に上がる頃、わたしのチックはなくなっていました。


この話の中に、私が伝えたい要点が3つあります。

1つ  やってほしくない事をしたことに対して注意するだけではダメ。
    なぜするのだろう?と考えるべし。

2つ  思い当たるなぜ?の答え(原因)をどうすれば攻略できるか
    考え、実行するべし。

3つ  問題が発生する前の段階で、ストレスを乗り越えられるだけの
    器量を育てる事出来たのではなかろうか?と思うべし。
    これが一番大事!


解説します。

1つ  母の場合、初期の段階で何か努力はしていたのかもしれませんが、
    とにかくただその行為を止めさせようとした事はよくありません。
    ある行為を叱って止めさせるだけでは表面的矯正にすぎません。
    私の場合なら叱る人(母)がいないとき、また他人がいないときに
    結局思う存分顔をクッシャッとやっていたと思います。
    どーして問題発見当初の時点で問題の根本
    (いきなり愛情が与えられなくなった事へのストレス)
    に目を向けなかったのかと悲しくなります。

2つ  コレは私に対して「肩をもんであげようか?」と言って来た事です。      ようやく根本治療にとりかかったわけです。
    これがたまたま的を得ていたからよかったですが、
    もし結果がうまく出なければまた再熟考+実行を
    重ねなくてはいけません。的を得ているかナ?
    といつも考え、観察することも大切です。

3つ  母の場合、何人か子供が欲しいと思っていたはず。
    それならなぜ最初から「次の子が産まれたら」を想定して
    私を教育しなかったのか?可愛いから、可愛がりたいから
    だけで私の将来のことをよく考えずにただ可愛がっていただけ
    だから、いきなり生活がかわって私の心にストレスが生まれた
    わけです。ストレスを乗り越えられるつよい心を
    育てておいてくれたらよかったのに!私激怒です。  


妹や弟には私のような症状は現れませんでした。
ただ妹も弟ができてからは「コイツムカツク」とは思っていたそうです 笑。
妹が育った環境は、いくら妹が私より小さくて優先されていたとはいえ「もう一人いる(愛情の分散)」という事が生まれてからずっと当たり前だったわけです。だからストレスへの対応が能力として備わっていたのだと思います。

弟は「上二人からのやっかみ」に対する応用力が心を肥やしたのではないかと思います。

問題の原因を理解し、それを治療しながらその個体の許容力をのばす。
また問題を起こさないような、許容力のある個体を育てる。
そこに着眼しないと問題は改善しないということが言いたいのです。


「しろくまピース」の話を聞いて、書こうと思った今日のネタ。
ぴーなつさん、ピースの話もまたの機会にしておくれ。


(hu)


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