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犬のしつけ、トレーニング、遊び、食事、いぬ本書評・・・など色々な犬に関する情報と愛犬マルコ(ワイヤーフォックステリア)との日常を、日記風に紹介しています。

フントスポルト

受け入れる能力
年始から実は私風邪をひいております。
その風邪は入院中の父からうつされた。
前回の更新からこれまでその入院&付き添いに追われ
気分的にも体力的にもすごく大変だったのだけど
そんな中いろんな収穫もあった。

父は高齢で今回が初めての入院。
大部屋に連れて行かれた深夜から暗雲は漂っていた。
高齢者の「ワガママ」である。

祖父や祖母の入院は見舞いに行ったことがあるけれど
実際に自分達が付き添うという経験は今回が初めて。
患者のワガママをダイレクトに受ける立場になるのも初体験。

ベッドが狭いだの、立ち上がってはいけないのに
トイレに行きたいだの、テレビが小さいだの、騒ぐ騒ぐ。
まぁいろいろとワガママを言って困らせてくれる。脱走するしね。
病気のつらさも手伝ってじっとしていることに耐えられず
とにかく楽になりたいのかどこかに逃げたいという意識が
働いたりするらしい。

このワガママをいなすのがこれまた大変で
励ましたり、叱ってみたり、ごまかしてみたりと
こちらも頭フル回転で対応する。
そしてふと気がついた。

窮地に陥ったときの人の行動や思考はとても動物的。

意識がもうろうとした人に理屈や理性を説いたって
全く意味を持たない=動物的ということになる。
こういう時のためにも
健康なうちから精神状態を鍛える訓練は
人もするべきかもねって考えさせられました。
ワガママで聞き分けのない暴れん坊な患者は看護婦さんにも嫌われる。
(で、すぐに注射で眠らされるの)
じゃぁ具体的にどういうことをすればいいのよっていうと
よくわからないけれど、
父が入院当日、第一声「ベッドが狭い」と言ったことや
日が経つに連れ、柵がついていることをきらい、
点滴でつながれているような気持ちになるといい、
さらに酸素マスクさえ自分を圧迫するものに思えると言った事をふまえ
夜、付き添いのいない状態のときに
点滴ひっこぬいて脱走をくりかえしたときには
ハウストレーニングしとくべきだったんじゃないのー
って思いましたよ。
なんちゅうガマン性のないヤツ。
自由の利かない事をうけいれる事ができない人だって初めて知りました。
じっとしていられないのね。

自分の置かれた状況を受け入れる能力って
命にもかかわる大切なことだったりするわけで
今回こういう経験ができてさらに
「受け入れる能力」の大切さを
犬の教育にも必要だと感じてもらえたらなと思いました。

犬の話ではないんだけど
共通している話だってこと、理解してもらえるとうれしいです。




(hu)




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