フントスポルト

胸の内

2007.02.17.Sat

信号待ち停車中に見たチワワ。
あるお家の玄関先につながれていたチワワに
その家から出てきた坊さんが近づき、撫でようとした。
後ずさりと前進を繰り返し、しっぽをブンブン激しく振りながら
姿勢を低くしてジリジリと近づき、ワフワフしながら坊さんに撫でられる。

うそつきチワワめ。

黒い袈裟きた丸坊主の男の人はコワイですって素直に言えばいいのに。

飼い主も坊さんもそんなチワワの胸の内などつゆ知らず。
きっとこのチワワは人が大好きなのだと思っているに違いない。

坊主のお触り終了後、チワワはリードの長さの許す限り
離れた壁際にぺったりくっついて坊さんが去るのを見送ってた。


人はなぜだか他人の犬を触りたがる。
それが相手の飼い主に対する礼儀のように思っているのだろうけど
相手の犬にとってとんでもないセクハラをしていることになるとは
考えが及ばないようです。

犬を飼っているものだからこそ、
散歩中に出会う犬連れの人との挨拶は
相手の犬が見えないかのような素振りで構わないでいてやることが
相手の犬やその犬のことを大切に思っているハズの飼い主に対する
マナーであるとフツーに思えるようになる日が
はやくやってくると良いのにナ。




(hu)




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