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犬のしつけ、トレーニング、遊び、食事、いぬ本書評・・・など色々な犬に関する情報と愛犬マルコ(ワイヤーフォックステリア)との日常を、日記風に紹介しています。

フントスポルト

副産物
前の記事に書いた先を読むという事について。

例えば「ハウス」というもの自体になじみのない犬や
ハウス=留守番、閉じこめられる
という様に理解している犬だと
ハウスに入れてドアを閉めると
早速「開けて!」または「出せ!」とわめく。
こういった解釈をしている犬に
どうすればハウスが安心できる場所だと思わせる事ができるか?

彼らの思惑通り外に出し
彼らにとってはつまらない訓練の時間を延々とってやればどうかと思う。
もちろんその訓練はオヤツなどつかってするような
甘っちょろい内容のものではなく
マジメにやらなきゃいけません!
という真剣モードの訓練。
これまでそれほど真剣に何かを強要されたことのない犬は
「こんなハズではなかった・・・」
「早くこの時間から逃れたい」と考えだす。
そこで今度はその思惑にまた答えてやる。

「では今日の訓練はこれで終了、部屋で休んでよし!」
「助かったぜ」

ほとんどの犬はそそくさとハウスに入っていく。

この繰り返しで犬は
「外に出るのも考えもんだ」と思い出す。

犬が「おーい、ここからだしてほしーんだけどな」
  「だれかー、構ってくれんかなー」 と要求するたび、

「いいよ、じゃ訓練しよう」となればよいと思う。

大抵の場合
「訓練をする為にハウスから出す」と考え、
訓練中にすること(例えば 座れ、伏せ、立って などの課目)
が出来るようになることに重点を置きがちだけど
それだけではなく、
そういった時間を持ったことによって
生まれる副産物的な現象の方が
コマンドの訓練なんかより
よほど良い訓練、良い経験、良い学習になっていたりする。

メインで教えたいことを副産物的に導けるよう
訓練の時間、遊びの時間、ハウスの時間、散歩の時間 etc を取る。

副産物的にいろいろな物事を覚えさせていくうち
最終的には飼い主のコマンドに意欲的に従う
というビジョンも見えてくるのではないでしょうか。



::::: 戦いとは、いつも二手三手先を考えて行うものだ :::::

by シャー・アズナブル





(hu)
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