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犬のしつけ、トレーニング、遊び、食事、いぬ本書評・・・など色々な犬に関する情報と愛犬マルコ(ワイヤーフォックステリア)との日常を、日記風に紹介しています。

フントスポルト

手をつなぐ
今までに何頭もの犬たちに出会って
色んなやりとりをする中で
学んだことはたくさんあります。

その中で体感できてヨカッタと思うことの一つ、
それは

「気の毒だから、コマンドをかけてやろう」

と思えるようになった事。

例えばとても臆病な犬で
外を歩くだけでどうしようもなく落ち着かないような犬を見ていると
手を握ってやろうというような気持ちで
コマンドをかけてやろうと思う。

高所恐怖症の人の手を引いて、吊り橋を渡る感じにも似ている。
「私の手をしっかり握ってついておいで、下を見てはだめ、前だけ見つめて」
と言われると平常心を保ちやすい。

車の教習所なんかでも
近くを見ずに視点を遠くにおいて運転しなさいと言われて
わたしなんかは怖さが消えたりもした。

視線の置き所や
フィジカル的に安心できる状態(手で何かをにぎるとか)
を教えてもらえると安心できるのは人も同じだと思う。


以前までのわたしなら
「散歩の時くらい自由に歩かせてやりたい」
「匂いも嗅ぎたかろう、マーキングもしたからろう」
と思っていました。
でもその動作があまりにも頻繁だったりすると
「いい加減にしろ!」
とイラつく気持ちをぶつけたものです。
犬からしたら、犬なりのメッセージを発しているのに
人ががうまく受け止めてくれず、
しかもさっきまでOKだったのに
突然ダメだしされ、よけいに混乱しただろうと思う。

私の場合、いつも服従モードじゃ気の毒だ
という考えの元、こういう事にいたっていたんです。

でもその「服従」という言葉が持つ意味自体を
はき違えていたってことだと分かりました。
服従モードではなくセーフモード。
とにかく手をつないでやる感じ。
これを理屈でなく本心で感じられるようになることが
大切なんだと理解しました。

課目を教えるのは
安全な場所や物事を教えていってやるようなもの。
コマンドを理解すれば
安心の数がどんどん増え、
数が増えれば増えるだけ安定する。

コマンドを教えること、留守中にハウスに入れること、犬との生活全て
手を握ってもらえるような安心感を与えることなんだと
人も犬も理解すると、目の前の霧が晴れるんじゃないかなと思います。





(hu)




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