フントスポルト

あれから14年

2009.01.17.Sat

先日夜、ちょっとしたDIYをしてたときのこと。
１m×５０cmの板を立てかけたまま、探し物をしにその場を離れたとき
「ゴオオオオオオオッ」　という音がしだしました。

背中にサーッと緊張が走って
体が凍りつきました。
息を呑んで、次に何が起こるのか、待っていました。

ら、何も起こらなかった。

犬猫はっ！？と思って見ると、全く無反応。
のんきに床に転がって眠っています。

あたりを見回すと
さっき私が立てかけた板が倒れていました。
音の犯人は、板を立てかけた物の底についていたコマ。
それが板の重みで転がって、ゴオオオといったのです。


この出来事があって
あー・・・、まだ感覚として残ってるんだなーと思ったのです。
震災が。

起こる直前の、トラックがものすごい勢いで走って来るような
ゴオオオオオオオオ・・・
という地鳴りの音。

あの音に似た音を聞いて、とっさに構えたのは私だけ。

動物達はむしろ振動に反応するだろうから
わたしのように単純に音だけに反応することはないのでしょう。

のんきに眠っている犬猫を見て
ホッとしました。

本当にホッとしました。


いつまでも忘れない感覚になっていたことを確認した出来事でした。




(hu)