フントスポルト

「犬の考えている目的をかなえることとは何か？」

いつもこう考える癖を身につけていただきたい。
生理的なこと（尿意、便意、水分補給など）に関しては
的確にそれに答えてやることが犬の信頼を得ることにもつながる。

でもそれを今度は犬が利用して
生理的要求に見せかけて「逃げ」をもくろんでいる場合もある。
だからその辺をよーく観察し、
犬の考えていることは何かといつも考えなくてはならない。

さらに
「犬の思惑」をかなえることを
褒美につかうという事は
かなりの熟考を重ねた後、それでもこちらの作戦が
２手３手先をいっていると確信できないかぎり
するべきではないと思う。


「犬の思惑」

・訓練時、コマンドがかかった状態から早く解放されたい。
・コマンドに従えばオヤツがもらえる。
・この訓練の時間さえしのげばまた自由気ままな時間になる。
・一連のコマンドを聞いてから散歩（自由時間）に行く。
・一連のコマンドを聞いたら食事にありつける。
・訓練の最後はいつも遊びでしめる。だから訓練の時間はガマンする


などなど、あげればきりがない。

こう考えているであろうと思いつつ
その思いに答えるかどうか考える。
答えることで導かれる結果が人も望んでいることになるなら
あえて答えてやってもいいと思う。
だけどなにも考えず、ただその動作さえすればＯＫみたいな
安易な行動はつつしまないと
結局裏を返せば犬に動かされていることになる。






犬の画像の横に書いてある文字
おもしろいので載せておきます。

HOW TO
WIN
FRIENDS
AND
INFLUENCE
PEOPLE



(hu)



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