いったい何ヶ月ぶり?のぴーなつです。
ワタクシゴトですが
昨年夏に一人の人間の子の(笑)母になりました。
やっと少し腰を入れて文章を書こうかという
心境になってきました。
手のかかるやや子が加わった家庭を維持することは私にとっては初体験。
一人前に人を育てた経験を持つ世の中のオカンと呼ばれる
諸先輩方がみんなまぶしく見える!
まぶしすぎて目がくらむくらいに 輝いてるぜ!オカンたち!
さてさて・・・f^^
当然我が家には先住犬(ナツ)がおり、
犬の話でいうと新参者が加わった多頭飼いと言えるシチュエーション。
しかも物理的に、圧倒的に今はやや子に手がかかる。
私生活ではフィジカル的にもメンタル的にも1頭飼いに慣れ親しんだこの私。
全ての面で模索を続ける毎日です。
先住犬であるナツへ、生まれてきた娘への愛情のかけ方。
体も頭もひとつしか持ち合わせていないんだから
時間的には限られている。
後は密度・質の問題。
ずっとずっと毎日考えている。
そもそも、愛情ってなんだろう???????
そんな今日この頃、
リスペクト
という英単語を
あるネイティブの男性から聞いたとき、ピピンと電気が走った。
「リスペクトしているアーティスト」なんて洒落た感じでよく耳にするけれど
とってもナチュラルに発せられたその単語は何かを教えてくれそうだった。
私が求めている「愛情とは」の答えに大きなヒントとならないだろうか。
さっそく家へ帰って愛書「ジーニアス」(英和辞典)を引く。
respect
名詞: 尊敬・尊重、ていねいな挨拶、点・細目、関係・関連
語源: re =振り返って spect=見る
振り返って見る・・・か・・・・。
いつもいつも振り返って見ること
相手がナツだろうとやや子だろうと私にとっては同じだ。
目の輝きはどうだろう?
今のことばをどう捕らえただろう?
私の態度は今のでよかっただろうか、他に良いやり方があっただろうか?
そんな行動をとらせた原因はなんだろう?
今の自分の洞察は間違っていないだろうか?
私に何が求められているだろうか?
私に与えてあげられるものがあるとしたらなんだろうか?
私が受け取ったものへの感謝は忘れていないだろうか?
犬を見る。何度も振り返って見る。
あくまでも犬としての生まれを尊重する。
同じ重さとして尊重する。
娘を見る。何度も振り返って見る。
あくまでも(自分のものではなく)人としての生まれを尊重する。
同じ重さとして尊重する。
そして、彼女たちにとって今、保護者である私は何をすべきか、どうあるべきか?
自分を見る。何度も振り返って。
改善すべき点を探す。
よく見る。
過大評価も歪曲もなしに見ているだろうか。
細かい点まで見れているだろうか。
より良い関係を作っていってるといえるだろうか。
悶々・・・・。 きっとエンドレスに。
愛情というのは結局のところ利己主義が化けた幻想に過ぎないのかもしれない。
だけどそれでもできる限り自愛と他愛が交わる点を探していきたい。
そして、愛情とはその答えを求めていくこと自体なんじゃないか?
そして、その作業自体がある種葛藤であったとしても、それを楽しむこと。
今はそう思っている。
振り返ることをやめて、今のこの状態がベストだと思った瞬間に
その「愛情モドキ」は「タダノ自己満足」に終わってしまうような
気がしている。
ベストとは頂点であり、「行き止まり」でもある。
ただ、ただ、よりベターに。
re-spect をつづけるという限り「ベスト」は存在しないのでは?
犬を飼うということでもいい、
パートナーや子供を持つということでもいい。
他者に「愛情」を注げていると完璧な自信のある方がいたなら、
答えを聞けるだろうか?
訓練士もトリマーも一般の方も、犬を飼っている人たち、どうですか?
はっ!
現実に戻り、
いつもより今晩は長くバリケンに入れていたナツを振り返る。
なんや、またバリケンに入ってるんやん^^。
(ぴーなつ)
スポンサーサイト