
ここ数日、午前中はこういう時間をもっています。
私も椅子を持ってきて隅っこに足をつけて涼みます。
水しぶきが上がる様子を見ているだけでも”涼”を感じます。
それぞれの犬は、
私の声にちゃんと反応する状態にあります。
頭のどこかに人の存在がしっかり認識されています。
監督下だから気を使っている、というのではなく
無法地帯ではない安心感のもと、遊んでいるという感じです。
時々イオタが調子づいて、庭をバクバク走り出しましたが
「や・め・て」(プールの底に穴が開くから)というと
プールの直前で減速し、ゆっくりとプールに入りました。
その後、毎回プールに入るときは気遣いを感じたのが面白かった。
* * * * * * *
子犬の時期に受ける能動的刺激の重要性に最近興味を持っています。
屋外での自由運動(単独で限られた範囲での)は
身体をつくる上でも、精神的な健康維持にも
とても良いように思います。
土や草、木切れがあれば、掘ったり、ちぎったり、踏み倒したり
かじったり、いろいろなことができます。
それらのものは意図的に与えられたものではなく
自分で見つけて遊びの対象にするもので
誰にもお咎めをうけません。
外にいれば日差しの強さを感じ、
陰の涼しさ、土を掘ると冷たいことを発見します。
風を感じたり、日暮れを感じたり
その中で自分はどう振舞うべきか考える事が
結構いい教育になっているように思うのです。
人があれやこれや手を出すよりもずっとよい気がします。
残念ながらマルコが子犬のときには
これをしてやることができませんでした。
イオタはその辺、ラッキーガールです。
そしてそして、当然の事ですが
発散させるだけというわけではありません。
半分(いや、それ以上)はしっかりお勉強も必要です。
発散と我慢、このバランスをうまくとってやれれば
犬として健全に育つのではないかな。
(hu)
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