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犬のしつけ、トレーニング、遊び、食事、いぬ本書評・・・など色々な犬に関する情報と愛犬マルコ(ワイヤーフォックステリア)との日常を、日記風に紹介しています。

フントスポルト

怖がりで繊細な犬とのコミュニケーション | main | スプリング ハズ カム
破壊とリセット
ついこの間まで咲いていたのに
もう恋しい、、、






うちのオイッコ観察(オシッコじゃありません)
もうこの春から小5になるのですが
精神年齢は4歳の女子といい勝負。

そんな彼、これまでに何度か「ランボー」な時期があったのですが
最近もすこし「ランボー」だと感じるときがありハラハラさせられます。

どんなときにそう感じるかというと
たとえば今年のはじめにカニ旅行に出かけたとき
雪の塊を投げて暴れまわるだけではあきたらず
誰かがつくった雪だるまを、手当たり次第つぶしてまわったとき(しかもとび蹴り)。

言葉尻が荒かったり、自分の母親に反抗的に言い返したり
ばばぁやじじぃ、いや、ばぁばやじぃじに対して
暴言をはいたり。

物の扱いが荒かったり、とがった棒をやりなげの要領で土に突き刺して遊んだり
「あぶないからやめてー」と言いたくなるようなことを好んでします。
男の子だからやんちゃな遊びをする、という理屈とはちょっとちがうような
どこかトゲのある、というか毒のある荒さというか、、、

こういう時期がしばらくあったあと、
すーっとつき物が取れたように
穏やかな状態になったりします。

母親である妹は、こんな息子の行動を冷静に「やめなさい」と注意する事もあれば
自分の機嫌にまかせてヒステリックに怒ったり、ときには手が出ることも 笑

ばばあ、いや、ばぁばはその役割にあったなだめ方やたしなめ方をします。

わたしもなんとなく頭のどこかで
「これも成長に必要なことなんだろうなー・・・」と思うので
感情的になったり、圧倒的に押さえ込んでしまうような注意の仕方はしません。
「いい加減にしなさいよー」程度
至って冷静(それが逆に怖いかもしれないが、、、)


子供も犬も、その行動には必ずといってよいほど意味がある。
本人はまったく自覚がない状態なのであるけれど、、、


- - - - - - - - - -

彼らもわれわれと同じように生活年齢に沿って着実な情緒発達を辿り、各々の

過程でさまざまな発達課題に直面し、その都度葛藤を体験しながら生きていく

存在でもあるということを忘れてはならない。(中略)

器物破壊行動を呈したD男は、それまでの他者から与えられた行動規範を

そのまま取り入れることでもって

かりそめの適応行動を身につけてきたのであったが、

思春期発達の中で自らの強い衝動性の亢進に伴う

自我意識の高揚によって、

それまでの自ら依って立つ基盤であったさまざまな対象を

徹底して破壊し尽くさずにはおれないという極度の混乱状態に至っている。

その表現型がD男の場合、器物破壊であったとも思われるのである。




 小林隆児 著 



- - - - - - - - - -




オイッコも情緒の発達課題を毎日こなしているのだろう。
子供社会と大人の社会
本音と建て前
自我意識の成長、、、
たまるストレスを一気に清算して、脱皮していくというのだ。
そう思えば、暴言やランボーな行動も
将来を心配するほどひやひやすることもなさそうだ。




- - - - - - - - - -

思春期に入って第二の個体化の過程をくぐり抜けなくてはならない時期が到来し、、、

- - - - - - - - - -





こういうくだりを読むとランボーな行動が愛しくさえ思える。
何度も脱皮して、すてきな大人になってほしい。




さて

うちのランボルギーニ・イオタはどうだろう?
彼女はいつもランボー者。
毎日、一瞬一瞬が個体化の連続なのか??
落ち着いたと思ったら、またすぐに荒れる。
それも個性と思って愛しているが、
いったい何枚脱皮したら気が済むというのか、、、怒・・・




かりそめの適応行動を教え込まれ、がんじがらめのイオタとオイッコ







この二人、案外仲が良い。





(hu)
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